11月の話で恐縮だが、テレビを買った。
ご多分に漏れず、エコポイントを意識して駆け込みで購入したのだ。
ところが、その時点でテレビの納期が1ヶ月先とのこと。
そりゃあないでしょ!
という気持ちになったのだが、その後ツイッターでツイートしてみると、名古屋では2ヶ月待ちとか、1ヶ月待ちは普通だとか、年内は無理だとか、なにやらとんでもないことになっていたのだ。
こういう「右向け右」というか、大勢に押し流される風潮はいかにも日本人、という感じがする。(まあその一人であるのだが…汗)
で、今日の話題だが、このテレビがそろそろ納入されるにあたってHDMIケーブルを購入したことである。
現在はブラウン管テレビにPS3をコンポジットで接続している。
今回、せっかくの大画面テレビなのでHDMIケーブルで接続すべし!と購入することにした。
今までの意識では、HDMIケーブルはやたら高い、2,000円くらいする、というイメージだったのだが、ググッてみるとかなり安い製品が出ている。
まあ今回は3Dテレビではないのでそれなりの品質のケーブルでかまわないのではあるが、念のためHDMI 1.4対応のケーブルをチョイス。
それでも2mのもので370円であった。
あまりに安いので驚いたのだが、本日メール便にて無事到着。
見た目はちゃんとしている。
価格破壊も相当のところまできている、と実感した次第だ。
そういえば購入したテレビは東芝のREGZA Z1なのだが、同じシリーズのZ7000を昨年購入した時の半額以下になっていた。
こちらも驚くほどの価格破壊が進んでいる。
物の価格が安くなるのは消費者としては嬉しい限りではあるが、あまりの価格破壊っぷりには心配にさえなってくる。
くだんのHDMIケーブルにしても、受注を確認、伝票発行、ピッキング、梱包、発送の人件費が370円の価格から生まれているとは考えづらい。
サンクコストまで考慮すると、どういうプライシングをしているのか、と疑問になるほどだ。
LTVを考えての価格設定、とも言えなくはないが、それにしてもどれだけのコストがこのHDMIケーブルの発送にかかっているかを考えるにつけ、暗澹たる気持ちになるのだった。