あっという間に大晦日。
最近特に月日の経つのが早くなってしまい、焦り気味である。
一年を振り返ってみると、俺のiPhoneのホーム画面に入れているアプリも大きく様変わりしている。
今年最後のブログ更新として、今年入れたアプリのベスト5を紹介してみた。
カメラ(標準アプリ)
「今年入れたアプリ」というのにいきなり標準アプリで恐縮なのだが、実はこれが一番使用頻度が高いかもしれないので。
個人的に今年は、ずっと使ってきたiPhone3GSからiPhone4Sに機種変更したことが一番大きな変化だった。画面はきれいになったし、なんと言ってもカメラの機能がアップしたのがうれしい。
紅葉を撮影すると、今まで3GSで撮っていた写真とは雲泥の差の写真が撮れる。画素数アップももちろんだが、明るさが全く違う。なんだか急に撮影がうまくなったように錯覚してしまうほどだ。
特に良かったのが、HDR撮影できるようになったことだ。白飛びしたりすることが減り、明らかに失敗が少なくなった。
普通の写真も同時に保存できる設定にしているので、常時HDRをONにした状態で撮影しているほど気に入っている。
メジャーなアプリであるCamera+やProCameraも入れているのだが、ドックに入れているのは標準のカメラアプリとなっている。
PostEver
Evernoteをバリバリと使っている身にとって、今まで活用してきたのはFasteverだった。素早くメモをとれ、バックグラウンドで送信できる気楽さは絶品だった。
しかし今年は、ついにその座をこのアプリに譲ることとなった。
PostEver – 1日分のメモが1つのEvernoteノートに 2.3.0(¥600)
カテゴリ: ビジネス, 仕事効率化
現在の価格: ¥600(サイズ: 2.4 MB)
販売元: Atech inc. – Atech inc.
リリース日: 2011/03/10
現在のバージョンの評価: (172件の評価)
全てのバージョンの評価: (713件の評価)
Fasteverができることは全てでき、なおかつ並び立つものが無いほどに優れいている点があるからだ。それが、一日の投稿を一つのノートにまとめられること。この機能があるおかげで、本当に思いついたらそのまま日記を書いていくことができる。まさにライフログに最適なアプリなのだ。
自動的に今日の日付がタイトルになり、次々と追記されていく。
もちろんFasteverのように、一行目をタイトルにして二行目から本文を入れていく使い方もできる。なので従来の通りアイデア入力に関しての不満も無い。
さらにFasteverではできない写真の挿入もできてしまうので、使い勝手が遙かにアップした。
音声認識Mail
iPhone4SにはSiriという音声でコントロールできる機能があるのだが、現段階では日本語では使えない。
俺も試しにSiriで英語入力にチャレンジしてみたのだが、発音が悪いらしく全く通じなかった…。(大汗;)
そこで、このアプリだ。
音声認識メール クラウド 2.4(¥85)
カテゴリ: ユーティリティ, ソーシャルネットワーキング
現在の価格: ¥85(サイズ: 1 MB)
販売元: Advanced Media,Inc – Advanced Media,Inc
リリース日: 2009/07/18
iPhone/iPadの両方に対応
現在のバージョンの評価: (71件の評価)
全てのバージョンの評価: (476件の評価)
認識も割合精度が高く、十分実用に耐えうる。
アプリ名は音声認識「mail」だが、もちろんメール以外にも使える。twitterやmixiボイス、SMSなど、送信できる相手も結構ある。
俺は最近は長文の時はこれで入力して、Evernoteに送っている。
ただアプリ内に「Evernoteに送信」するメニューがあるのだが、これを使うとEvernoteアプリが立ち上がりそこで入力する形になる。これでは送信するのに時間がかかるので、PostEverのようにバックグラウンドで送信できるようにしてもらいたいものだ。
来年にはSiriが日本語対応するらしいが、それまではこのアプリを使うつもり。
withever
EvernoteをiPhoneで使うとき、何が不便かと言えば、純正アプリの立ち上がりが遅いことだ。アプリを起動するとヘッダー情報の同期が始まってしまい、いらいらする。
そこで検索に特化したこのアプリの出番だ。
withEver 1.6(¥85)
カテゴリ: 仕事効率化, ビジネス
現在の価格: ¥85(サイズ: 1.1 MB)
販売元: e73developer – Ryo Enami
リリース日: 2011/07/04
iPhone/iPadの両方に対応
現在のバージョンの評価: (2件の評価)
全てのバージョンの評価: (16件の評価)
Evernoteを検索してくれるだけのアプリなのだが、比較的速度も速く、またノートやタグでの絞り込み、履歴の保持など使い勝手も配慮されている。検索の際についでにweb検索もしてくれるので、便利に感じることもあるだろう。
検索したノートは見るだけで、修正も何もできない。今後はwitheverから純正アプリを開けるようになれば、そちらで編集できていろいろと使い勝手も上がるだろう。
Sylfeed
今まではRSSを読むのはもっぱらBylineを使っていた。
Reederも使ってみたが、スターをつけたり共有したりInstapaperに送ったりするにはBylineの方が使いやすかったからだ。
そのスピードをさらに上げる可能性があるのが、Sylfeedだ。
Sylfeed 2.1.1(¥170)
カテゴリ: ニュース, ソーシャルネットワーキング
現在の価格: ¥170(サイズ: 2.1 MB)
販売元: GACHANET – GACHANET
リリース日: 2010/12/01
現在のバージョンの評価: (35件の評価)
全てのバージョンの評価: (205件の評価)
Bylineだと見出しから読みたい記事を選んで読んでから、また見出しリストに戻って…を繰り返して、最後に全てを既読にする作業がいる。このSylfeedは見出しリストを押したままで自動的にどんどんと既読になっていく。ちょうど電光掲示板を眺めているような感覚だ。
俺は記事をじっくり読むときはRSSリーダーで読まず一度Instapaperに送ってから読んでいるので、スワイプするだけでInstapaperに簡単に送れるのもいい。
2011年を振り返って
今年は震災の影響で個人的にもいろいろ考えることが多い年となった。
特に高知県に住む身としては、近々に来ることが確実な南海地震を思うと、今回の震災は人ごとでは無い。
もちろんできる限り地震の対策はするのだが、それよりも今をいかに充実させて生きるか、そのためには何をしていけば良いのか、と感じた一年だった。
小さな事かも知れないが、こういう毎日使うツールを選ぶのも大切だろう。
アプリは無料のものもあるが、たとえ有料だったとしても一つ一つの作業が充実するならば積極的に取り入れていこうと思う。