先日から話題となっているMacBook Pro with Retina Displayを注文した。
当初はMacBook Air 13″を購入しようと思っていたのだが、急遽変更した。
なぜMacBook Airを買い換えるのか
CPUの限界
現在は初代MacBook Airを使っており、そのリプレイスと言うことで新型MacBook Air 13″を購入しようと思っていた。
この初代MacBook Airは既に4年間使ってきて、それなりに満足していた。
薄いし軽いし、それなりにディスプレイが大きくて、客先で打ち合わせに重宝していた。
ただ今となっては非力なことは否定できない。
youtubeだと480pであれば何とか再生できるものの、HD動画になるとカクカクしてしまって実用に耐えない。
CPUの非力さがモロに出てしまうのだ。
熱暴走する
さらに悪いことに、初代MacBook Airは熱暴走するという致命的欠陥を持っている。
CPUに負荷がかかるとkernel_taskが暴走し、CPUパワーをほとんど奪ってしまう。
こうなると全く反応しないと言ってもいいほど動作が遅くなり、フリーズしてしまったような状態となってしまうのだ。
最近はflashや動画を駆使したページが増え、こうしたページを快適に閲覧することができない初代MacBook Airは、仕事では使いづらくなっていた。
HDD容量が少なすぎる
またHDDが80GBしかなく、事実上BootCampをインストールする余裕がない。
アプリは最小にしているが、それでも空き容量は4GBしかなくなっている。
iPadに取って代わられた
さらにiPadを購入したことも大きかった。
小さくて軽いとは言え初代MacBook Airは1.36kgもあり、iPadと比べると可搬性はかなり落ちる。
またiPadは、その形状故に打ち合わせに適している。
客先で参考となるwebページを表示して顧客にiPadを渡して見てもらう、あるいはテーブルの上でくるりと回して見てもらう、といった動作が簡単にできる。
この手軽さは、さすがのMacBook Airといえどもかなうものではない。
結局、最近は客先に持って行くのはもっぱらiPadで、初代MacBook Airはあまり持ち歩かなくなってしまった。
なぜMacBook Pro with Retina Displayを買うのか
MacBookが必要な作業がある
そうは言っても、さすがにiPadで全てが完結できるわけではない。
flashは表示できないし(いちおうPuffinはインストールしているが)、画像の加工をするにはあまりに貧弱すぎる。
その他にも、ある程度マシンパワーの要求される作業は無理である。
買い換える機種の条件
結局は持ち運びのできる、それなりにマシンパワーのある機種への買い換えは必須であった。
先代のMacBook Airが出た時にかなり食指が動いたのだが、メモリが4GBしか積めないので躊躇してしまった。
で、次の世代が出た時に、下記の条件で買い換えることを決意していた。
- ディスプレイは13″以上
- CPUはi3 3rd generation以上
- メモリは8GB以上
- SSDは256GB以上
- HDDは無くてもいい
- ディスクドライブは無くてもいい
- 重量は2kg以下
MacBook Airじゃいけないの?
常時持ち歩くのではなく、そこそこハードな状況が想定される時(週に数回程度)だけ持ち出せればいい。
ということで、ストライクな新MacBook Airが発表されたので、ほぼそれで決まりであった。
そこに登場したのが、話題のRetina Displayですよ。
実に物欲をそそるじゃないですか!
ディスプレイに惚れた
しかも15.4インチという大きなディスプレイなので、サブディスプレイ無しでも作業が楽々できそうな感じ。
MacBook Air 13″だとちょっと画面が狭くて、アプリのツールボックスが邪魔な時が多い。
そんなわけでサブディスプレイを持ち歩くことも多かった。
MacBook Pro with Retina Displayなら、たぶんこれ一台で済んでしまう。
MacBook Airの解像度に落胆した
MacBook Air 13″の解像度が1,440 x 900ピクセルというのにも引っかかった。
きっとフルHD程度になると思っていたので、拍子抜けしたのは事実。
macで映画を見たりはたぶんしないだろうけど、見られないのはなんか悔しい(笑)
意外と安い
価格差があまりないのも、意外だった。
MacBook Air 13″ 256GBでCPUを2.0GHzにし、メモリを8GBにすると、145,801円となる。
一方のMacBook Pro with Retina Displayは184,800円。
この価格差で15″の2,880×1,800ピクセルRetina Displayになって、CPUが2.6GHzクアッドコアになって、NVIDIA GeForce GT 650Mがついて、ステレオスピーカーがついて、HDMIポートがつく。
意外と軽い、はず
決定的だったのが、重量が2.02kgということ。
微妙に条件より重いけど、そこは許容範囲内と無理矢理思うことにした。
到着が楽しみだ。
こんな意見もあって、少し心配ではあるが。
Retinaよりも大切なもの – ザリガニが見ていた…。